パリで安いおすすめホテルはどこ?穴場の宿泊エリア比較と便利なコスパ宿

パリは、カフェや石畳の路地、美しい建築、セーヌ川の景色など、街を歩くだけでも、その雰囲気で気持ちが上がる魅力的な都市です。

しかし、最近のパリはホテル代が高騰し、夏〜秋の観光シーズンは、中心部の宿が1泊3〜5万円を超えることは珍しくありません。

とはいえ、何も知らないで料金の安さだけでホテルを選ぶと、以下のような失敗につながりやすいのがパリの難しさです。

  • 空港から遠く、到着初日から移動で疲弊する
  • 治安に不安ありのエリア
  • 「安いけど不便」な立地で、観光スポットへの移動に時間がかかる
  • 部屋が清潔感に欠け、設備に不備あり
  • エレベーターがない

パリで「格安 ホテル」と検索しても、個室で「1泊数千円の格安ホテル」を見つけるのは難しいでしょう。

この記事では、1泊数千円ではありませんが、パリのホテルが高すぎて頭を抱えている方のために、「価格が比較的安い」「観光スポットや空港へのアクセスが良い立地」「治安」という視点で、パリで安く泊まれる穴場の宿泊エリアを比較し解説します。

各穴場エリアで安くなりやすいコスパホテルも紹介します。穴場エリアを知れば、オペラやサンジェルマンより安い価格でホテルに泊まれます。ただし、安いホテルは注意点もあるので、詳しく解説します。

▶︎この記事の全体像は「パリ到着後はどこに泊まるのがおすすめ?」で解説しています。

※パリのホテルはほぼ全てダイナミックプライシングなので、時期によって料金が大きく変動します。この記事では、比較的安くなりやすいホテルを紹介しています。

目次

パリの中心部は高い?実はオペラは「比較的安いホテル」もある穴場

初パリの王道といえば「オペラ座周辺」ですが、オペラ周辺は全体的に高額です。でも実は、「完全なオペラ駅ど真ん中」から少し外れると、比較的価格を抑えやすいホテルもあるんです。

例えば、9区のGrands BoulevardsRichelieu-Drouot周辺は穴場です。時期によっては比較的安くなるホテルもあります。

📍 Hotel Pilime(Booking.com)
Place de Clichy駅徒歩約2分。オペラ地区から少し北側の9区に位置し、オペラ座やギャラリー・ラファイエットまで徒歩約15〜20分程度。ただし、部屋はかなりコンパクト。

📍 Hotel Monsieur Helder(Booking.com)
Opéra駅徒歩約3分。オペラ・ガルニエ徒歩約3分の好立地で、ギャラリー・ラファイエットも徒歩圏。立地重視派におすすめ。

📍 Best Western Hôtel Opéra Drouot(Booking.com)
Richelieu-Drouot駅徒歩約3分。オペラ徒歩約10分で、価格と立地のバランスが良いチェーン系ホテル。

Hotel PilimeHotelはオペラではなくモンマルトル寄りですが、オペラまで徒歩20〜30分圏内。治安は比較的良好です。

Monsieur Helderは、なんとオペラど真ん中寄りでも時期によっては1部屋約2万円未満で泊まれることも。

Monsieur Helderは徒歩で観光できる、初パリでもかなり動きやすい立地です。ただし、パリでありがちですが、部屋はコンパクトでエレベーターは小さめ。ホテルの客室サイズはこの価格帯ならパリはどこも12m²程度です。

オペラのおすすめ宿泊エリアとホテルについては、「オペラ周辺のおすすめホテルと宿泊エリア|徒歩圏で治安が良いパリの穴場と宿の選び方」で詳しく解説しています。

「価格」と「移動のしやすさ」のバランスを考えると、実は13区のGobelins、14区のPorte d’Orléansなど、中心部から少し外れたエリアなら、さらにコスパ良く泊まれるホテルの選択肢が広がります。

パリで安いホテルを探すならこの3エリアがおすすめ

「安いホテル」といっても、パリはエリアによって「便利さ」や「雰囲気」がかなり変わります。特に初パリは、「安さだけ」で選ぶと移動や治安面で後悔しやすいため、自分の旅行スタイルに合ったエリア選びが重要です。

エリア特徴向いている人
🥇 Gobelins治安・利便性・街の雰囲気・価格のバランスが良い総合バランス重視
🥈 South Pigalleパリらしい街歩きと観光利便性が高く、価格も比較的抑えやすい観光・街歩き・コスパ重視
🥉 Porte d’Orléans比較的治安が良く、モンパルナスに近いTGV利用・観光・治安バランス重視

Gobelinsは、治安・利便性・パリらしい街の雰囲気・ホテル価格のバランスに優れているため、総合優勝。

South Pigalleは、オペラとモンマルトルの中間に位置し、パリらしい街歩きを楽しみやすいエリア。オペラとモンマルトルの両方に近く観光の利便性が高いのが魅力。

Porte d’Orléansは比較的落ち着いた住宅街で、モンパルナス駅に近いのが大きな魅力。

パリは条件の良いホテルから早く埋まりやすいため、まずはキャンセル無料プランで候補を押さえておくのがおすすめです。

※一般的にフランスのホテル料金は「1人単位」ではなく「1部屋単位」の料金で表示されます。本記事で記載のホテルの金額は全て8月を目安にしていますが、時期やイベント、為替レートなどにより変動があります。

パリで安く便利に泊まれるエリア5つを比較|治安や利便性はどうなの?

パリで安く便利に泊まれるコスパエリア5つを紹介します。基本的にオペラやサンジェルマンのような「華やかなパリ感」はやや弱めのローカルエリアですが、中心部の観光スポットへ地下鉄で10〜30分以内で行ける利便性の良いホテルを厳選しました。

どのエリアが一番安い?治安はどうなの?

ホテル価格の安さはPorte d’Italieが1位で最安エリア。時期によっては約1万円で泊まれることも。ただし、治安は良いとは言えないエリアです。凶悪犯罪に巻き込まれるような最悪の悪さではありませんが、夜間の雰囲気はあまり良くなく、スリやひったくりへの警戒が必要なエリア。

エリア安さ治安
Porte d’Italie★★★★★★★★☆☆
Porte d’Orléans★★★★☆★★★★☆
Gobelins★★★★☆★★★★★
South Pigalle★★★★☆★★★★☆
北駅周辺★★★☆☆★★☆☆☆

Porte d’OrléansGobelinsは比較的落ち着いた住宅街が多く、特にGobelinsは初めてのパリでも比較的滞在しやすいエリアです。GobelinsとPorte d’Italieは同じ13区ですが、治安面や街の雰囲気には違いがあります。

モンマルトル周辺は治安が心配なエリアもありますが、South Pigalleの治安は良好。

一方、北駅周辺は空港やユーロスター利用に便利ですが、治安の不安があるエリアです。ホテル選びには注意が必要です。後ほど詳しく解説します。

空港アクセスと観光スポットへの利便性

エリア観光利便性空港アクセス
Porte d’Italie★★★☆☆★★★☆☆
Porte d’Orléans★★★★☆★★★★☆
Gobelins★★★★☆★★★☆☆
South Pigalle★★★★★★★★☆☆
北駅周辺★★★★★★★★★★

治安・観光の利便性・空港アクセスという視点で、各エリアの特徴をざっくりまとめます。

🥇 Gobelins(13区)
ルーヴル美術館やオペラ座へアクセスしやすく、治安・街の雰囲気・価格のバランスが良いエリア。初めてのパリでも比較的滞在しやすいのが魅力です。

🥈 South Pigalle(9区)
オペラとモンマルトルの中間に位置し、観光にも街歩きにも便利なエリア。ホテル価格はオペラ周辺より抑えやすく、カフェやレストランも多いため、安さとパリらしさのバランスを重視する人に向いています。

🥉 Porte d’Orléans(14区)
モンパルナス方面やRER Bへの接続が比較的良く、パリ観光と周遊旅行のバランスが取りやすいエリア。空港アクセスも比較的良好です。

💰 Porte d’Italie(13区南側)
今回紹介するエリアの中では比較的宿泊費を抑えやすいエリア。パリらしい雰囲気はやや弱めですが、価格重視なら有力な選択肢です。

🚆 北駅周辺(10区)
CDG空港やユーロスター利用には非常に便利。ベルギー・オランダ・イギリス方面への移動とも相性が良い。一方で、治安が良いとは言えないエリアなので、ホテル選びには注意が必要です。

同じ13区でも、Porte d’ItalieとGobelinsでは街の雰囲気や利便性が大きく異なります。 ホテル予約サイトでは「13区」としか表示されないことも多いので、予約前に最寄り駅やエリア名を確認するのがおすすめです。

パリで安く泊まれるエリアとコスパホテル5選

パリで安くホテルに泊まれる5つのエリアをさらに詳しく解説し、各エリアのおすすめコスパホテル5選を紹介します。
※ホテル料金は時期や空室状況によって大きく変動します。最新料金は予約サイトでご確認ください。

① Porte d’Italie(ポルト・ディタリー周辺・13区南側)|とにかく安く泊まりたい価格重視型

比較的ホテルが安いコスパエリアです。コスパエリア4つの中でも最安値。パリ南側の環状道路( périphérique )沿いに位置し、中心部よりホテル価格が下がりやすい傾向にあります。治安の不安はあっても「とにかくホテル代を抑えたい」という人に向いています。

  • CDG空港からのアクセス:RER B → Châtelet → 7号線
  • メリット: パリ中心部よりホテル価格をかなり抑えやすく、チェーン系ホテルも比較的見つけやすい。スーパーやアジア系飲食店も多く、長期滞在とも相性が良い。
  • デメリット:環状道路沿いのため、やや無機質で郊外寄りの雰囲気があり、「おしゃれなパリ滞在」を期待すると少しイメージが違う場合があります。
  • アクセスの強み: Porte d’Italie 駅は7号線でオペラ座やルーヴル美術館方面へアクセスしやすく、14号線方面へも比較的移動しやすい。オルリー空港方面との相性も比較的良い。
  • 向いている人: 「価格を最優先したい」「チェーン系の安心感が欲しい」人におすすめ。一方で、「パリらしい街歩き」やおしゃれな雰囲気を重視するなら、Gobelinsの方が満足度は高い傾向にあります。
  • 食事の安心感:周辺にはスーパーやアジア系飲食店も豊富。

チェーン系の機能的なビジネスホテルが多い。「とにかく安く、寝る場所を確保したい」という人向け。

🏨 コスパホテル:Campanile PRIME – Paris Porte d’Italie(Booking.com)※時期によって1万円未満もあり
最寄駅:Porte d’Italie駅(メトロ7号線)徒歩約8分。
エレベーター:あり
環状道路沿いのため周辺がやや無機質で、郊外感はありますが、比較的新しめのチェーン系ホテル。価格を抑えつつエレベーター付きホテルに泊まりたい人向け。ルーヴル・オペラ方面へもアクセスしやすい。荷物預けサービスは有料。

② Porte d’Orléans(ポルト・ドルレアン周辺・主に14区)|観光・TGV利用のバランス重視型

西フランスまたは南西フランスへのTGV移動(モン・サン・ミシェルやボルドーなど)があり、治安も妥協したくない人向け。

「モンパルナスは便利だけど少し高い」と感じる場合に、かなり現実的な選択肢になるエリアです。モンパルナスから南側に位置し、価格を抑えながらも交通利便性を確保しやすいのが特徴です。パリらしさには少し欠けるけど、移動拠点に強みあり。

  • CDG空港からのアクセス:RER B → Denfert-Rochereau → 4号線 or タクシー
  • メリット: パリ中心部よりホテル価格が比較的安く、1万円前後で泊まれるホテルも見つかりやすい。治安バランスも比較的落ち着いており、長期滞在や周遊旅行とも相性が良い。
  • デメリット:観光ど真ん中のエリアではないため、徒歩観光メインにはやや不向き。
  • アクセスの強み: メトロ4号線が通っており、サン・ミッシェルやシャトレ、北駅方面へ乗り換えなしで移動可能。モンパルナス駅にも比較的近く、西フランス・南西フランス方面のTGV利用の前後泊にも便利。
  • 向いている人: 「価格は抑えたいが、危険すぎるエリアは避けたい」「空港・TGV・観光のバランスを重視したい」人におすすめ。

モンパルナス駅そのものは便利ですが、巨大駅で地下通路や階段移動も多く、ホテル価格もやや高めです。Porte d’Orléans周辺は、その少し南側で、価格を抑えながらモンパルナス方面へアクセスしやすい現実的なエリアです。

雰囲気が悪い、治安の不安がある場所は避けたいけど、「中心部よりしっかり価格を抑えたい」というバランス重視の人に向いています。

🏨 コスパホテル:Hôtel Arc Paris Porte d’Orléans(Booking.com)
最寄駅:Porte d’Orléans駅(メトロ4号線)徒歩約10分。
エレベーター:EVあるが入口〜EVまで数段階段あり
落ち着いた南パリ住宅街寄りで、サン・ミッシェル・シャトレ方面へ乗り換えなし。モンパルナス方面との相性も良い。ただし、建物・設備は古めで、部屋がコンパクト。エントランスからエレベーターの乗り口までに約10段の階段あり。EVは4階までなので、5階の部屋に行くには階段を上る必要あり。

③ Gobelins(ゴブラン・13区)|イチオシ!落ち着いた住宅街でコスパ重視型

空港からホテルまで「タクシー移動」を前提にするなら、比較的ホテル代を抑えやすい穴場エリア。モンパルナスではありませんが、地理的にモンパルナスからかなり近いエリアです。

カフェやパン屋などが立ち並び、「街歩き」するだけでも、パリらしいおしゃれな雰囲気と生活が感じられます。観光スポットへのアクセスの利便性・治安・コスパの良さの総合バランスで優良。

  • CDG空港からのアクセス:RER B → Denfert or Châtelet → 7号線
  • メリット: モンパルナスよりもさらにホテル価格が抑えめ。治安が落ち着いており、のんびりした雰囲気。
  • デメリット:落ち着いた住宅街エリアで、観光地ど真ん中のような派手さや夜のにぎやかさは少なめ。
  • アクセスの強み: メトロ7号線が通っているため、ルーヴル美術館(約15分)やオペラ座(約20分)へ乗り換えなしで直行できる。また、主要観光地へのバス移動もしやすい。
  • 食事の安心感: 周辺にアジア系のレストランやスーパーが比較的多く、洋食続きで胃が疲れたときでも、日本人の口に合う食事が安く手に入りやすい。

南端のPorte d’Italieと同じ13区でも、まるで街の雰囲気が違って中心部に近い「由緒ある落ち着いた住宅街」。周辺に暮らす地元のパリジャンの生活インフラが整っており、夜も静かで治安も良好。

🏨 コスパホテル:Kyriad Paris 13 – Italie Gobelins(Booking.com)
🥇周辺の環境・利便性価格のバランスNo.1
最寄駅:Les Gobelins駅(メトロ7号線)徒歩約4分。
エレベーター:あり
落ち着いた13区住宅街エリアで、観光・治安・食事・生活のバランスが良い。ルーヴルやオペラ方面へも移動しやすい。部屋はパリのコスパホテルとしては標準的。清掃や設備に関する評価はばらつきも見られるため、最新の口コミを確認することをおすすめします。

④ South Pigalle(サウス・ピガール周辺・9区)|パリらしさとコスパのバランス型

モンマルトル南側に位置する9区の人気エリアです。オペラ周辺よりホテル価格を抑えやすい一方で、カフェやレストランが多く、観光にも便利な立地が魅力です。近年は若者やクリエイターに人気のエリアとして知られ、パリらしい街歩きを楽しみたい人にも向いています。

  • CDG空港からのアクセス:RER B → Gare du Nord → メトロ
  • メリット: オペラ周辺よりホテル価格を抑えやすく、カフェ・レストラン・パン屋が多い。モンマルトルやオペラ方面へ徒歩でアクセスできるホテルも見つかりやすい。
  • デメリット: オペラやサンジェルマンほど高級感のあるエリアではなく、夜は比較的人通りが多くにぎやか。
  • アクセスの強み: オペラ座やギャラリー・ラファイエット方面へ徒歩または短時間のメトロ移動でアクセス可能。モンマルトル観光とも相性が良い。
  • 向いている人: 「ホテル代は抑えたいけれど、パリらしい街並みやカフェ文化も楽しみたい」「オペラとモンマルトルの両方を観光したい」人におすすめ。
  • 食事の安心感: カフェ、ビストロ、ベーカリーが非常に多く、食事には困りにくいエリア。
  • 補足: さらにホテル代を抑えたい場合は、モンマルトル北側の Château Rouge・Barbès 周辺も選択肢になります。ただし、街の雰囲気は大きく変わるため、治安対策は必要です。宿泊前にホテル周辺の環境や口コミを確認するのがおすすめです。

「Pigalle(ピガール)は歩いて行ける範囲(徒歩20分前後)」ですが、上り坂があるため、観光帰りに歩くのは少ししんどいエリアではあります。メトロ(地下鉄)を使っての移動が便利です。

🏨 コスパホテル:Hotel Eden Opera(Booking.com)
最寄駅:Saint-Georges駅(12号線)徒歩約3分、Pigalle駅(2号線・12号線)徒歩約5分
エレベーター:あり
特徴: オペラ座やモンマルトル(サクレ・クール寺院)のどちらへも徒歩15分圏内の観光に抜群の立地を誇るプチホテル。エレベーターはコンパクト(極小サイズ)。また、構造上すべてのフロア・部屋へ完全にバリアフリーで対応しているわけではありません。

⑤ 北駅周辺(10区)|空港アクセス・ユーロスター重視の上級者向け

パリの中でもホテル価格が最も安いエリアのひとつで、空港アクセスやユーロスター(国際列車)利用には便利です。ただし、完全に旅慣れた価格重視の上級者向けのエリアです。比較的安いホテルもあるけど、注意が必要なエリアなので詳しく解説します。

  • CDG空港からのアクセス:CDG空港からRER B線で直通アクセス。
  • メリット:CDG空港からのアクセスが直通で便利。ベルギー・オランダ・イギリスに行くのに便利。
  • デメリット:北駅〜東駅周辺や18区寄りのエリア、細い路地などは、夜になると治安の不安あり。
  • 注意点: 女性の一人旅や初パリなら、安さだけで選ばずレビューで「治安」「夜の雰囲気」「駅からホテルまでの道」を必ず確認してください。
  • 初心者でも比較的治安が良いエリア:
    • Poissonnière(ポアソニエール)駅寄り
    • Cadet(カデ)駅寄り
    • Saint-Lazare(サン・ラザール)方面寄り

※北駅周辺で宿泊する場合は、「オペラ方面に近づくエリア」を選ぶのが、失敗しない治安対策のポイントです。

🏨 コスパホテル:Hotel Paris Lafayette(Booking.com)
最寄駅:Poissonnière駅(7号線)徒歩約5分。
エレベーター:小型EVあり
北駅徒歩圏ながら、比較的治安が落ち着いているオペラ側寄りエリア。ユーロスター・空港アクセス・観光のバランスが良い。ただし、北駅エリアのため、夜は周辺の雑多感あり。

CDG(シャルル・ド・ゴール空港)からのアクセスは、北駅周辺以外のエリアはオペラも含め、メトロ乗り換えが必要です。大型スーツケースがある場合は、長い地下通路や階段移動がかなり大変なため、空港からホテルまでは定額タクシー利用がおすすめです。

フランスの安いホテルの注意点

パリの比較的安いホテルは、日本のビジネスホテルほど設備が均一ではありません。エレベーターがない、シャワーの水圧が弱め、建物が古く防音が弱いなど、日本との違いを感じることがあります。

また、「エレベーターあり」でも、途中に数段の階段があるケースや、大型スーツケースが入らないほど小さい場合もあります。レビューで「エレベーター」「水回り」「騒音」は事前に確認しておくのがおすすめです。

ちなみに、この記事で紹介した各エリアのコスパがいいおすすめホテルは、全てエレベーター付きです。ただし、小型EVの場合もあるので、下記をチェックしてみて選んでください。

ホテルエレベーター補足
Hotel Eden Opera
あり小型EVあり。すべてのフロア・部屋へ完全にバリアフリーで対応しているわけではない。
Hotel Paris Lafayetteあり本館の通常のホテル(シングル・ダブルなど)は小型EVあり。Studio / ApartmentはEV非対応なので注意。
Hôtel Arc Paris Porte d’OrléansありEVあり。ただし入口〜EVまで10段くらいの階段があり。EVは4階までしか行かないため、5階の部屋に行くには階段を上る必要あり。
Kyriad Paris 13 – Italie Gobelinsありスーツケースと大人が問題なく乗れる標準的な広さ
Campanile PRIME – Paris Porte d’Italieありエレベーターは、スーツケースを持った大人2人でも問題なく乗れる広さ。

ここまで読んで、「やっぱりパリの王道オペラ徒歩圏内で泊まりたい!」と思った方は、こちらをチェックしてみてください。
Hotel Pilime(Booking.com)
Hotel Monsieur Helder(Booking.com)(オペラ徒歩圏のコスパホテル)

オペラがおすすめな理由は、「パリ3泊4日ならどこに泊まる?」も参考にしてみてください。

一方で、「少しでも安く泊まりたいけど、パリらしい街歩きも楽しみたい」という方には、South Pigalleもおすすめです。
Hotel Eden Opera(Booking.com)

治安・利便性・街の雰囲気・価格のバランスを重視するなら、Gobelinsも有力な選択肢です。
Kyriad Hotel XIII Italie Gobelins(Booking.com)

ただし、安いホテルは多くは求められないので、口コミをチェックして、何を妥協できるか検討して選んでください。

パリはレストランの飲食代もかなり高いので注意

特に最近のパリ旅行で大きな問題になりやすいのが、ホテル代だけじゃなく「レストラン代の高さ」です。ホテル代だけ想定していると、現地の食費で驚きます。

パリ中心部では、普通のカフェやビストロでも、レストランの一人当たりの飲食代は以下が相場です。

  • ランチ:20〜30€前後
  • ディナー:30〜50€以上

ランチでも日本円で3,000円以上するのが一般的で、「まだ安い方」です。

そのため、長期滞在や家族旅行では、「朝食をスーパーで買う」「軽食を自炊する」「テイクアウトを活用する」だけでも、旅行全体の出費がかなり変わります。

食費を含めた滞在費全体を安くしたいなら、ホテルの他にアパートメント(民泊など)の選択肢もあります。

初心者なら「ホテル」がおすすめ、旅慣れているなら「アパートメント」もあり

初心者にはホテルがおすすめですが、パリの宿泊先は、ホテルの他にアパートメント(民泊など)の選択肢もあります。

  • 初フランスなら「ホテル」がおすすめ: チェックインの手間がなく、荷物預かりや治安面の安心感も含め、不慣れな土地での失敗を防げます。
  • 旅慣れているなら「アパートメント」も便利: 3泊以上の滞在や、家族旅行・長期滞在では割安になるケースがあります。キッチン付きでスーパーを利用できる楽しさもありますが、エレベーターなしの物件が多く、オーナーとの英語・仏語での連絡、ゴミ出しなど、ホテルより利用難易度は上がります。

3泊以上の滞在や、家族旅行・長期滞在ではアパートメントが割安になる傾向にあります。キッチン付きなので、スーパーで食材を買って自炊すれば、レストラン代が浮いて、滞在費のトータルコストがかなり抑えやすいのが大きなメリットです。

ただし、例えば以下のようなことがあり、ホテルより利用難易度は上がります。

  • エレベーターなし
  • オーナーとの英語・仏語連絡
  • ゴミ出し
  • チェックイン管理

上記のような条件がOKであればアパートメントは「あり」です。

パリで比較的リーズナブルで観光スポットへのメトロのアクセスも便利なエリアの一つは、Gobelins(13区)です。

正確にはゴブランではなく、13区のビュット・オ・カイユ地区(ゴブラン徒歩圏)ですが、利便性・コスパの良さで選んだおすすめアパートメントはこちらです。
Hôtel Résidence A la Buttes aux Cailles(Booking.com)

13区の落ち着いた住宅街で、観光アクセス・生活のしやすさ・アパート滞在の快適さのバランスが良い物件です。

パリはいつが安い時期?

パリで少しでも安く泊まりたいなら、「いつ行くか」もかなり重要です。

一般的に、ホテル代が特に高くなりやすいのは 5〜6月・9〜10月。気候が良く、観光客だけでなく展示会やビジネス利用も増えることから、ホテル価格が大きく上がります。

一方で、8月は観光客は多いものの、エリアやホテルによっては価格が下がることがあります。

パリのホテルは、時期によって価格が大きく変動します。8月はリーズナブルな価格で見つかることがありますが、ホテル代が高くなるシーズンは、これらの穴場エリアでも金額が上昇します。

パリで少しでも宿泊費を抑える3つのコツ

パリで少しでも宿泊費を抑える3つのコツを解説します。

  1. できるだけ早く予約する: パリの条件が良いホテルはかなり早く埋まります。直前になるほど価格が上昇するため、早めの行動が最大の節約です。
  2. 「超観光ど真ん中」を避ける: シャンゼリゼ周辺やルーヴル徒歩圏などの高額エリアを避け、今回紹介したモンパルナスや13区にするだけで価格を抑えられます。
  3. 「駅徒歩5分以内」を優先する: パリは地下通路や階段、石畳が多く、荷物があると徒歩10分でもかなり疲れます。特に大型スーツケースがある場合は、多少予算を上げても駅近を選ぶ価値があります。

ちなみに、フランス旅行前にパリの交通チケットのすべてがわかる「パリNavigo完全ガイド」を読んでおくと便利です。スケジュールによっては、少しでも交通費を安く上げられるかもしれないのでチェックしてみてください。

【お役立ち情報】フランス旅行では、通信の準備もお忘れなく。フランス旅行で使うeSIMは、基本的にはOrange回線が使えてコスパが良いUbigiトラベルeSIMか、電話番号付きeSIMならOrange Holidayがおすすめです。容量・料金・電話番号付きeSIMの違いなどは、以下で詳しく比較・解説しています。
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まとめ|安さだけではなく「移動のしやすさ」で選ぶのが重要

パリのホテルは、安さだけで選ぶと後悔することがありますが、コスパホテルのサイズは、どこもコンパクトが基本。今回紹介したエリアの中で、価格・治安・観光スポットへの利便性・パリの雰囲気と生活感が感じられる総合的なバランスがあるのは13区のGobelins(ゴブラン)や9区のSouth Pigalle(サウス・ピガール)です。

条件の良いホテルは早い時期から満室になってしまうので、まずは空室状況をチェックしてみましょう。キャンセル無料プランがあるホテルを選んで部屋を押さえておくのが失敗しない方法です。

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