ボルドー市内の観光はトラム(路面電車)がメインです。簡単そうで意外と戸惑うトラムの乗り方。
効率よく、かつ罰金などのトラブルを避けてボルドー観光を楽しむために、トラムの乗り方のポイントをまとめました。
こちらから知りたいことをすぐ確認できます↓
→ 乗り場がわからない人はこちら
→自動券売機でチケットの買い方はこちら
→ トラムの路線を知りたい方はこちら
→ サン=ジャン駅から市内の主要な観光スポットへの行き方はこちら
路線や最新の運賃、観光スポットへ行くためのトラムのルート選びのコツについても詳しく解説します。
▶︎ボルドー市内・郊外の観光スポットとモデルコースなど、このエリアの全体像は、ボルドー観光ガイドで詳しく解説しています。
💡お役立ち情報:ボルドーの郊外も訪れるなら、フランスの地方に強いOrange回線がつながるUbigiトラベルeSIMなどを設定しておくと安定性もあり安心です。
ボルドー・サン=ジャン駅のトラム乗り場
駅に到着したら、「Hall 1」側の出口を目指してください。トラム乗り場は駅北側エリアにあります。
- 乗り場の場所
北口を出てすぐ左前方にトラムのホームがあります。駅の建物から歩いて1分もかからない距離です。 - バス乗り場と隣接
トラムのホームのすぐ近くには、空港行きのバスや市バスの停留所も並んでいます。足元のレール(線路)がある場所がトラムのホームなので、間違えないよう注意しましょう。 - 行き先に注意
駅から市内中心部へ向かう場合は、Quinconces(カンコンス広場)方面へ向かうC線またはD線を利用します。
ボルドーのトラムは、終点名だけで案内されることも多く、旅行者には少し分かりづらいことがあります。特にC線・D線は同じ線路を走る区間があるため、駅の電光掲示板だけだと迷いやすく判断しづらいのが難点。Googleマップで「どのトラムに乗ればいいか」を確認しながら移動するとスムーズです。
※ボルドー到着後すぐに観光したいけれど、重い荷物がある場合は、駅構内「Hall 2」の地下1階(Level -1)にロッカーがあります。ただし、サイズ制限があり、夏は空きがないことも少なくありません。大型スーツケースは料金も高めになるので、より安く確実に預けたい場合は、駅周辺の荷物預かりサービスを利用するのもおすすめです。
トラムの乗り方・チケット購入方法と注意点
TBMアプリを使わない場合は、ホームにある自動券売機でカード型の紙チケットを購入します。
券売機でのチケット購入方法
各停留所にある自動券売機でチケットを購入できます。
- 券売機の使い方: 画面はタッチパネル式(または一部の旧型は回転式ローラー)で、英語表記に切り替え可能です。支払いはクレジットカード(タッチ決済またはコンタクトレス)が最もスムーズです。
- チケットの形状: ボルドーのチケットはカード型で紙素材ですが、中にICチップが入っています。そのため、昔のような「機械に通す」タイプではなく、打刻機に「かざす」タイプです。
- 10回券がお得: 複数人で移動する場合、券売機で「10-trip ticket」を1枚買えば、1枚のチケットを使いまわしてグループ全員で乗車できます。
- チケットは捨てずに保管を! 1回券でも、使用後にチャージして再利用(リチャージ)できる仕組みになっています。また、検札(コントロール)が来た際にチケットを持っていないと罰金になるため、目的地でトラムを降りるまでは必ず手元に持っておきましょう。
必ず「打刻(バリデート)」を!
トラムに乗車したら、車内の専用機械に必ずチケット(またはスマホアプリの画面)をかざしてバリデート(打刻)してください。
抜き打ち検札に注意
ボルドーでは頻繁に抜き打ち検札が行われています。「チケットを持っているが打刻を忘れた」場合でも、高額な罰金の対象となります。乗車したら真っ先に打刻機へ向かいましょう。
トラムの乗車料金の目安
ボルドー市内にはA・B・C・D・Fの5つのトラム路線が走っています。以下は代表的な乗車料金です。
| 券種 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| 1回券 | €1.90 | アプリまたは券売機で購入 |
| 10回券 | €15.00 | グループでシェア可能でお得! |
| バス車内購入 | €2.10 | 1回券。割高になるため事前購入推奨 |
旅行者に人気の乗り放題券
短期観光なら、24時間・48時間・72時間の乗り放題券(Travelcard)も便利です。特に、水鏡・旧市街・ワイン博物館・空港アクセスなどをまとめて回る場合は、1回券を何度も購入するよりお得になることがあります。
また、観光施設入場と公共交通がセットになった「Bordeaux CityPass」もあります。
| 券種 | 向いている人 |
|---|---|
| 1回券 | 短距離移動・少ない移動向け |
| 24時間券 | 市内観光を1日で集中的に回る人向け |
| 72時間券 | 美術館・ワイン博物館も含めて数日観光する人向け |
| Bordeaux CityPass | 美術館・観光施設もまとめて利用したい人向け |
最新料金や乗り放題券はTBMアプリ・TBM公式サイトで最新料金を確認してください。
💡Tips:ボルドー旅行を計画中の方へ
トラムは市内観光の移動に便利ですが、宿泊エリアによって使う路線や所要時間が異なります。ホテルがまだ決まっていない方は、観光スポット巡りに効率が良く、主要路線へのアクセスが良い宿泊エリアもあわせて確認しておくと安心です。
→ ボルドーの宿泊エリアの選び方ガイドを見る
【路線】トラム5路線の特徴と役割(ルート選びのコツ)
ボルドーのトラムはA・B・C・D・Fの5色で色分けされています。旅行者は「どの路線がどこを通るか」をざっくり把握しておくだけでも移動がかなり楽になります。
🟦 A線(青): 市内東西を結ぶ主要路線。カテドラル(サン・アンドレ大聖堂)やショッピングエリア周辺へのアクセスに便利。
🟥 B線(赤): ワイン博物館「シテ・デュ・ヴァン」やガロンヌ川沿い方面へ向かう際に便利な路線。
🟧 C線(ピンク)& 🟩 D線(緑): ボルドー・サン=ジャン駅と市内中心部を結ぶ観光の基本路線。
🟪 F線(紫): ボルドー・メリニャック空港と市内中心部、サン=ジャン駅方面を結ぶ空港アクセス路線。
駅(Gare Saint-Jean)から中心部へ行く場合
C線とD線は、サン・ジャン駅からカンコンス広場(Quinconces)まで同じ線路を走っています。この区間内であれば、C線・D線どちらに乗っても同じ場所に着きます。
サン・ジャン駅に「A線」と「B線」は通っていません。中心部へは、駅前から出ているC線またはD線に乗るのが基本ルートです。
🟦 A線(青):市内東西移動の主要路線
- 主な役割: 市内東西を結ぶ主要路線。
- 観光ポイント: カテドラル(サン・アンドレ大聖堂)、Mériadeck(ショッピングエリア)など。
- 注意点: ボルドー・サン=ジャン駅(国鉄駅)は通りません。
🟥 B線(赤):歴史地区・ガロンヌ川沿いの観光
- 主な役割: 市の北東(シテ・デュ・ヴァン方面)から中心部を経由し、南西の大学エリア方面を結ぶ路線。
- 観光ポイント: ワイン博物館(Cité du Vin)、ヴィクトワール広場(Place de la Victoire)など。
- 注意点: サン=ジャン駅(国鉄駅)には直接乗り入れていません。サン・ジャン駅からワイン博物館へ行く場合は、まずC線またはD線で「Quinconces(カンコンス広場)」へ向かい、そこでB線に乗り換えて「Cité du Vin」駅で下車します。
🟧 C線(ピンク)& 🟩 D線(緑):駅・中心部・南北の幹線
- 主な役割: ボルドー・サン=ジャン駅から市内中心部(ブルス広場・カンコンス広場)を結ぶ、観光で最も使いやすい路線。
- 共通区間: サン=ジャン駅からカンコンス広場(Quinconces)までは、C線とD線が同じ線路を走っています。この区間なら、どちらに乗っても問題ありません。
→ トラムの路線のがわかったら、次はボルドーの観光スポットガイドをチェックしてみてください。主要な観光スポットを効率良く回れるルートを解説しています。
🟪 F線(紫):空港アクセス路線
F線はルドー・メリニャック空港〜市内〜サン・ジャン駅を結ぶ新しい空港アクセス路線です。空港から市内へ乗り換えなしでアクセスできます。市内中心部では他のトラム路線とも接続しているため、観光スポットへの移動もしやすくなっています。
→ 情報参照元:Bordeaux Airport 公式サイト
最新の停車駅や運行情報はTBM公式アプリで確認するのがおすすめです。
※最新の運行状況・工事情報・時刻表はTBM公式サイトでご確認ください。
【重要】乗り換えポイントはカンコンス広場(Quinconces)
ボルドー観光で最も重要な駅が Quinconces(カンコンス) です。ここではB線・C線・D線・F線が交差しています。
- 駅(C・D線)からワイン博物館(B線)へ行きたい
- ショッピングエリア(B線)から駅(C・D線)へ帰りたい
このような場合は、すべてこの「Quinconces」を拠点に乗り換えるとスムーズです。
Quinconces周辺は広場自体がかなり広く、石畳も多いため、大きなスーツケースを持って移動すると意外と疲れます。チェックイン前に観光する場合は、サン・ジャン駅周辺の荷物預かりサービスを利用すると身軽に移動できます。
ボルドー・サン=ジャン駅からのアクセス|目的地別の利用路線・下車駅
ボルドーの玄関口「ボルドー・サン=ジャン駅」から市内中心部へ向かう際のポイントです。
注意: 駅に「A線」と「B線」は通っていません。中心部へは、駅前から出ているC線またはD線に乗るのが基本ルートです。
主要な観光スポットへの行き方と降りる駅は以下の通りです。
| 目的地 | 利用する路線 | 降りる駅の目安 |
|---|---|---|
| 水鏡・ブルス広場・旧市街 | C線 または D線 | Place de la Bourse / Quinconces |
| ショッピング(サン・カトリーヌ通り) | B線(またはA線、C/D線) | Quinconces(※C/D線利用時)/ Comédie / Victoire |
| ワイン博物館(シテ・デュ・ヴァン) | B線(QuinconcesでB線へ乗り換え) | Cité du Vin |
主要観光スポットへのアクセス
ワイン博物館、カンコンス広場、ブルス広場、空港↔︎市内アクセスについて解説します。
ワイン博物館「シテ・デュ・ヴァン」へ行く場合
ボルドー観光の目玉のひとつ「シテ・デュ・ヴァン(La Cité du Vin)」へはトラムB線を利用します。
- 駅からのルート: サン=ジャン駅からは、まずC線またはD線で「Quinconces(カンコンス広場)」へ向かい、そこでB線に乗り換えて「Cité du Vin」駅で下車します。
カンコンス広場(Place des Quinconces)
- 路線: トラムB線・C線・D線
- 駅名: Quinconces
- 特徴: ヨーロッパ最大級の面積を誇る広場で、大きな「ジロンド党員記念碑」が目印。B・C・Dの3路線が交差する交通の要所でもあります。
カンコンス広場周辺は、サンテミリオンへのワイナリーツアーの集合場所としてもよく使われます。
🍷 ワイン好きならサンテミリオンもおすすめ:カンコンス広場の観光案内所前発の世界遺産サンテミリオン半日ツアーなら、ワイナリー見学や試飲に加え、巨大なモノリス教会も見学できます。
→ サンテミリオン半日ワイナリーツアー(GetYourGuide)
ブルス広場(Place de la Bourse)
- 路線: トラムC線・D線(※B線からも徒歩圏内)
- 駅名: Place de la Bourse
- 特徴: ボルドーで最も有名なフォトスポット「水鏡(Miroir d’eau)」があります。
- 補足: トラムB線の「Comédie(コメディ)」駅からも、美しい大劇場などの街並みを眺めながら徒歩5分ほどでアクセス可能です。
→ ボルドーの観光スポットガイドはこちら
→ボルドーの中心部・ブルス広場周辺のおすすめホテル8選はこちら
空港から市内へのアクセス
ボルドー・メリニャック空港からは、トラムF線を利用して市内へアクセスできます。F線は空港から市内中心部やサン=ジャン駅方面を結ぶ新しい路線で、乗り換えなしで移動できるのが特徴です。
所要時間の目安は以下の通り。
- 空港 → 市庁舎(Hôtel de Ville)周辺:約35分
- 空港 → サン=ジャン駅:約45分
旅行前に準備!TBMアプリがおすすめ
ボルドーの公共交通機関(TBM)を快適に利用するなら、事前にTBM公式アプリをスマホに入れておくのが最もスムーズです。
TBMアプリを利用するメリット↓
- チケット購入が簡単: 券売機に並ばずアプリ内で購入可能
- 乗り放題券にも対応
- アプリ内チケットを有効化し、車内端末でバリデート可能
- ルート検索機能が便利
情報参照元:TBM公式サイト
https://www.infotbm.com/en
💳 【お役立ち情報】海外旅行用のサブクレジットカードも準備しておこう
海外旅行で病気やケガをした際、クレジットカードの治療費補償は、複数のカードを持つと補償額を合算して増やせます。1枚だけでは補償額が足りない高額な治療費にも備えられるほか、万が一の盗難・不正利用・紛失時にも役立ちます。エポスカードなら年会費無料。最短で即日発行・配達は約1週間で届きます。
まとめ
事前準備は大切です。以下の手順をお忘れなく。ボルドー観光を楽しんでください!
1.まずはTBMアプリをインストール
2.市内観光はC線・D線を覚えておけばOK
3.空港アクセスにはF線が便利
4.乗車したら何よりも先に「打刻」!
ボルドーの市内観光や周辺のワイナリーも気になる方は、こちらもチェックしてみてください。
▶︎ボルドー観光ガイド
▶︎ボルドー半日ワイナリーツアーの選び方|サンテミリオン・メドック比較【初心者向け】
▶︎【ボルドーと周辺】おすすめワイナリー|公共交通とタクシーで巡る名産地ガイド
🍷 ボルドー市内観光の次は、世界遺産サンテミリオンを訪れるのもおすすめです。モノリス教会見学とワイナリー訪問がセットになった半日ツアーはこちら。ワイナリー見学や試飲に加え、通常は見学枠が限られるモノリス教会も訪問できます。
→ ボルドー発:モノリス教会とサンテミリオンへの半日ツアー(GetYourGuide)

