フランスのピレネー観光で、ガヴァルニー、ピク・デュ・ミディ、ゴーブ湖、オソー渓谷(ラランス)などへ公共交通で行くなら、地方バスの時刻表の確認は必須です。
Googleマップは地方バスのダイヤや季節運行便を正確に反映しないことがあり、SNCF Connectもローカルバスや運休情報を完全には拾えません。
そのため、まずSNCF Connectの検索で全体ルートを確認し、最終的に公式サイトのPDF時刻表を確認するのが最も確実です。
この記事では、ピレネー観光におけるバスの時刻表の探し方とバス利用の注意点を解説しています。
▶︎ピレネー観光の全体像は、 フランス側ピレネー山脈完全ガイドで詳しく解説しています。
ピレネー観光の主要なバスは2つ
ピレネーのバスは地域ごとに運営が分かれています。バスの時刻表や路線を確認するには、主に2つのバスの公式サイトで検索する必要があります。
- ポー発着:ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏バス
- ルルド発着:liO(Occitanie)
ヌーヴェル=アキテーヌ地域のバスは行政が運営し、複数のバス会社が運行しています。ヌーヴェル=アキテーヌ地域もliOのいずれも、基本的に観光専用バスではなく、地元住民が利用する生活路線バスです。
ガヴァルニーやラランス方面などのバスは、基本的に予約不要で利用できます。ただし、時刻表に「R」と記載された一部の便は事前予約が必要なため注意してください。必ず最新の時刻表で確認しましょう。
💡【お役立ち情報】ピレネー方面の地域バスの移動では、山間部で通信が不安定になる区間もあります。現地で困らないよう、フランスの地方基地局が多いOrange回線が使えるUbigiトラベルeSIM、もしくは、電話番号付きeSIMが必要ならOrange Holidayを日本出発前に設定しておくと安心です。
バス公式サイト&目的地一覧
ピレネー観光の拠点(ルルド・タルブ・ポー)から各観光スポットへアクセスするためのバスの公式サイトを一覧でまとめました。
中央ピレネー(ガヴァルニー・コートレ方面)
ルルドからガヴァルニー村へ向かう直行バスは、主に観光シーズンの夏季に期間限定(6月上旬〜9月)で運行されていますが、9月からは本数が少なくなり、オフシーズンは基本的にほぼ運行されていません。時期によって本数や運行日が大きく変わるので注意が必要です。時刻表の探し方と注意点は後ほど詳しく解説します。
バスの運行がない時期や、効率よく観光したい場合は、現地ツアーの利用も便利です。
💡移動のポイント
- 拠点を決める → ルルド観光ガイド
- ガヴァルニー → 行き方ガイド / 観光ガイド
- ゴーブ湖 → ポン・デスパーニュ&ゴーブ湖ガイド
- 迷っている方 → ガヴァルニー&ピク・デュ・ミディ2日間モデルコース
- 宿泊 → ルルドの宿泊ガイド
ルルド周辺の宿泊予約はこちら↓
ガヴァルニーやコートレ方面へ公共交通で移動するなら、ルルド駅周辺や聖域近くの宿泊が便利です。特に夏は巡礼シーズンと重なり、条件の良いホテルから埋まって行きます。
西ピレネー(オソー渓谷・アスプ谷方面)
路線図:ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏公式サイト(ピレネー=アトランティック県バス情報)
※ヌーヴェル=アキテーヌ地域の行政がバスを運営し、実際の運行主体はCitram Pyrénéesなど複数のバス会社です。
| 目的地・方面 | 運行主体・リンク |
|---|---|
| ラランス、オソー渓谷、アユー湖、ポルタレ峠方面 ※アユー湖・ポルタレはLarunsで検索 |
ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏バス 公式サイトを見る |
| アスプ谷、オロロン=サント=マリー方面 | ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏バス 公式サイトを見る |
| バレートゥ谷方面 | ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏バス 公式サイトを見る |
オソー渓谷やアユー湖、ポルタレ峠方面のバスは、観光スポットそのものに直接到着するものではなく、あくまでラランス(Laruns)まで(地域バス524番)。ラランスから季節限定運行のバス(525番)が運行していれば乗り換えて登山口までの移動になります。登山口から絶景ポイントへはハイキングでアクセスする必要があります。
→ アユー湖・アルトゥースト・ポルタレ峠の行き方とモデルコース
💡移動のポイント
- 拠点を決める → ピレネー観光の拠点
- ポー発モデルコース→ ピレネー周遊一覧を見る
- 宿泊 → ポーのホテルガイド
ポー・ラランスの宿泊予約はこちら↓
オソー渓谷やアルトゥースト方面は、ポー拠点の日帰りか、ラランス泊で朝から動くのが基本です。特にラランス周辺は宿が少ないため、夏に行くなら早めの空室確認がおすすめです。
東ピレネー(カニグー山、セルダーニュ高原など)
東ピレネーについては、ピレネー山脈の中でも「最も公共交通で旅しやすいエリア」です。こちらの記事で詳しく解説しています。

スペイン側への越境交通ルート(国際路線)
| 方面 | 運行主体・リンク |
|---|---|
| スペイン(ハカ方面) | ALSA 公式サイトを見る |
西ピレネーのアスプ谷から、スペインのサンティアゴ巡礼路へ抜ける場合は、バスを乗り換えなければなりません。(⚠️予約必須)。
- 国境の経由地: カンフランク国際駅(Canfranc)経由
- 行き先(目的地):スペイン・ハカ(Jaca)方面
- バス会社/サイト: ALSA(アルサ) または Avanza(アヴァンサ)
- 理由: アスプ谷からはフランス側のバスで国境(Canfranc駅)まで行けますが、そこから乗り換えてスペイン側の街(Jacaなど)へ接続するバスは、スペイン大手のバス会社 ALSAやAvanzaのサイトから検索・予約する必要があります。
⚠️ 注意すべき行き先とバスの運行
まず時刻表を探す前に、注意すべき行き先を知っておく必要があります。目的地が以下の表の中にないか確認してください。もし目指す目的地がこの表にあれば、ここからの解説と注意点を必ず読んでください。その上で時刻表を検索して探しましょう。
| スポット | 拠点となる街 | 使うべきバス |
| ガヴァルニー | ルルド | liO965番 |
| ポン・デスパーニュ (ゴーブ湖) | コートレ(Cauterets) | CauteretsのNavette |
| リュズ=サン=ソヴール (経由地) | ルルド | liO965 +960(タルブ発) |
| トゥールマレー峠方面 | ラ・モンジー (またはリュズ経由) | liO 960番が基本(※) |
| アユー湖方面 | ラランス | ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏バス524番 |
ガヴァルニーまでの直行バス(liO965番)は通年運行ではない
ルルドからガヴァルニー村へ向かう直行バスは、主に観光シーズンの夏季に運行されており、オフシーズンは基本ほぼありません(または極端に少ない)。時期によって本数や運行日が大きく変わります。
通常ルート(ルルド〜アルジェレスなど)のバスを夏(6月上旬〜9月頃)はガヴァルニーまで延長しています。9月は本数が少なくなります。冬季(12月中旬〜3月初旬)はスキー客向けに運行していますが限定的。これらの季節運行の期間は年度によって変わります。
そのため、バス利用を予定している場合は、事前に最新の時刻表の確認が必須です。
- 春や秋(オフシーズン): バスは手前の村 リュ・サン・ソヴール(Luz-Saint-Sauveur) 止まりになります。そこからガヴァルニーまではタクシーなどが必要になるため、時刻表の「ガヴァルニー(Gavarnie)」欄に注釈がないか必ず確認してください。
春・秋に観光したい方や、本格的な登山ではなく、軽い散策での観光をしたい場合は、現地ツアーもおすすめです。

ポン・デスパーニュとゴーブ湖はコートレの村から「シャトルバス」に乗り換える
ポン・デスパーニュとゴーブ湖は、ルルドからliOバス路線965でコートレまで行って、コートレの村の入り口でポン・デスパーニュ行きの村が運営する地域シャトルバスに乗り換えます。(Navetteとは、シャトルバスのことです)
- コートレ(Cauterets): 村からポン・デスパーニュ(Pont d’Espagne)ことスペイン橋へは「Navette Pont d’Espagne」という専用シャトルバス。

リュズ村からスキー場まで
リュズ・アルディデンのスキー場へは、路線バスだけでは直接アクセスできません。liO965番のバスで行けるのは、麓の町で経由地でもあるリュズ=サン=ソヴール(Luz-Saint-Sauveur)までです。
スキー場(標高約1,730m)へは、そこから冬季限定のシャトルバスを利用する必要があります。このシャトルはスキーシーズンのみ運行されており、無料または低料金で利用できます。
- リュズ(Luz-Saint-Sauveur): リュズ・アルディデン方面は村が運営する独自のシャトルバス。
トゥールマレー峠方面のバスliO960番の終点はラ・モンジー(La Mongie)まで
トゥールマレー峠方面のバスliO960番(タルブ発)の終点はラ・モンジーまでです。ラ・モンジー(La Mongie)からトゥールマレー峠(Col du Tourmalet)の頂上までの距離は約4kmくらいです。
歩いてハイキングか自転車かタクシーのいずれかでトゥールマレー峠まで登るのが一般的です。ハイキングは約1時間弱、タクシーなら約5分くらいです。
ラ・モンジーからは、ピク・デュ・ミディ・ビゴール(Pic du Midi de Bigorre)行きのロープウェイが出ています。
※liO960は、夏季のツール・ド・フランス期間などは道路封鎖や臨時バスが出るため、Hautes-Pyrénées県の公式サイトで確認が必要です。
アユー湖方面の524番(ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏バス)はラランスまで
アユー湖方面へ向かう場合、ポー駅からは524番バスでラランス(Laruns)までアクセスできます。
その先の高地エリア(Fabrèges・Artouste・Bious-Artigues方面)は、主に夏季(7〜8月)限定で525番系統の季節運行バスが運行されることがあります。ただし、運行本数は非常に少なく、年度によって運行区間・時刻・停留所が変更されるため注意が必要です。
特に春・秋は公共交通だけではアクセスできないので、ラランスからタクシー利用が現実的です。
→ オソー渓谷・アユー湖・アルトゥースト・ポルタレ峠の行き方とモデルコース

- アルトゥースト(Artouste):同じくアユー湖方面です。ポーからの524番バスは手前の「ラランス(Laruns)」までしか行きません。そこからスキー場のあるファベーシュ(Fabrèges)や、アルトゥーストの小列車のロープウェイ乗り場へ向かう525番バスが運行していない時期は、ラランスからタクシー(約20分)が必要です。
→アルトゥースト小列車(プチ・トラン)完全ガイド|ポー発の行き方・チケット・公共バスを解説
各エリア別のPDF時刻表の探し方(検索方法)
ピレネーの中を西ピレネーと中央ピレネーに分けて、エリア別に具体的なバスのPDF時刻表の探し方を解説します。以下の2つから目的地の方面のリンクをクリックしてください。
中央ピレネー|ガヴァルニー、コートレ方面、ピク・デュ・ミディ方面など(ルルド・タルブ発)
ルルドを起点とするエリアは、地域圏バス「liO(リオ)」が管轄しています。まずは、こちらの liO公式サイト(時刻表・路線ページ) にアクセスして検索してください。ここから各エリアの運行情報を検索できます。
公式サイトでの目的路線の探し方
- ガヴァルニー方面: Ligne 965 – Axe Lourdes > Gavarnie
- コートレ(ポン•デスパーニュ)方面: Ligne 965 – Axe Lourdes > Cauterets ※Cauterets(コートレ)からシャトルバスに乗り換え
- ピク・デュ・ミディ方面: Ligne 962(ルルド→バニェール)および Ligne 960(バニェール→ラ・モンジー)
- バレージュ方面: Ligne 965 – Axe Lourdes > Barèges
- カプラン方面: Ligne 967:Tarbes > Lannemezan
ページ内の「Fiches horaires des cars liO」という項目を見つける。
自分の旅行日が含まれる期間(冬・夏・中間期など)のPDF時刻表を選択してください。(特に965番は期間ごとに別PDFが分かれています)
→ PDFのタイトルにあるフランス語の期間表示で判断できます。
- Hiver(イヴェール)=冬
- Été(エテ)=夏
- Printemps / Automne=春・秋(中間期)
- Vacances scolaires=学校休暇期間(通常ダイヤと別)
→ 迷った場合は「自分の旅行日が含まれる日付(例:du 1 mai au 30 juin)」を必ず確認してください。
同じ路線でも「平日(Lundi–Vendredi)」「土曜(Samedi)」「日曜・祝日(Dimanche / Férié)」で時刻が分かれているため、曜日も必ず確認してください。
962系統(ピク・デュ・ミディ方面)の補足
962 系統は Lourdes(ルルド)〜Bagnères-de-Bigorre / La Mongie / Pic du Midi 方面の地域バスです。
Lourdes を起点にして Bagnères-de-Bigorre を経由し、さらに La Mongie / Pic du Midi 方面へ延びる便がある時期があります(季節限定・予約運行)。
Pic du Midi 直行便は「Ligne à la Demande(R = 要予約)」の区間があり、予約が必要になるタイプのシャトルバスも含まれているので注意してください。
正確な発着時刻や運賃の詳細は、「liO公式ページ(Horaires et plans)」で常に最新情報が公開されています。旅行前に一度、SNCF Connectのルート検索とダブルチェックすることをおすすめします。
💡移動のポイント
- 拠点を決める → ルルド観光ガイド
- ガヴァルニー → 行き方ガイド / 観光ガイド
- ゴーブ湖 → ポン・デスパーニュ&ゴーブ湖ガイド
- 迷っている方 → ガヴァルニー&ピク・デュ・ミディ2日間モデルコース
- 宿泊 → ルルドの宿泊ガイド
ルルドの宿泊予約はこちら↓
ガヴァルニーやコートレ方面へ公共交通で移動するなら、早朝バスに乗りやすいルルド駅周辺や聖域周辺の宿泊が便利です。夏は満室も多いため、早めの予約がおすすめです。
西ピレネー方面|オソー谷、ラランス、アスプ谷方向など(ポー発)
ラランス、オソー谷(アユー湖はラランスまで)、アスプ谷方面などのPDF時刻表の出し方を解説します。
ヌーヴェル=アキテーヌ地域の公式サイトで検索する
ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏の公式サイト「Transports Nouvelle-Aquitaine」で検索してPDF時刻表を取得できます。
以下は地域名とバスの路線番号です。行き先(以下の名称)を選んで検索窓に入力してください。
- ラランス → Laruns(Ligne 524:Pau – Laruns – Gourette)
- オソー渓谷方面 → Laruns(Ligne 524)※拠点となる町で検索
- アユー湖方面 → Laruns(Ligne 524)※最寄りの町まで
- アスプ谷 → Bedous / Accous / Urdos(TER Ligne 55 + Ligne 550:Pau – Bedous)※TER Ligne 55 は「列車(鉄道)」
- バレートゥ谷 → Arette(Ligne 551:Oloron – Arette)
- オロロン=サント=マリー → Oloron-Sainte-Marie(TER Ligne 55:Pauから列車 + Ligne 550・551・552バスに乗り換え)
- ポルタレ峠 → Pourtalet(Ligne 524+季節シャトル Ligne 525/Laruns乗り換え)
※ラランスからアユー湖・ポルタレ峠方面の夏季限定バスLigne525の時刻表はこちら(Cars Régionaux公式サイト)
※夏季限定のラランスからアユー湖・ポルタレ峠方面への路線524と525番などはオソー渓谷観光局公式サイト(Office de Tourisme de la Vallée d’Ossau)からもダウンロードできます。
検索窓に行き先名を入力すると選択肢が複数出てきます。住所付きではない一番上のシンプルな地名(例:Laruns)を選択してください。
→虫眼鏡マークをクリックして検索
3桁のバス路線番号と行き先が記載された時刻表が表示されます。→(例:524 PAU/LARUNS/GOURETTE)
複数の結果が出てきた場合は、「自分の旅行日が含まれる期間」と「曜日(平日・土日)」が一致するPDFを選びます。
- 例)「524 – PAU/LARUNS/GOURETTE 」など
- 該当路線のファイルをダウンロードしてください。
停留所ごとの時間、運行日、所要時間を確認してください。
⚠️ 時刻表は、平日(Lundi au Vendredi)、土曜(Samedi)、日曜・祝日(Dimanche et fêtes)で時間が異なるため注意。
※この検索システムは、観光地名ではなく停留所名でヒットするため、複数の停留所名が出てきますが、基本的に一番上の住所まで細かく書かれていないシンプルな名称のみを選択してください。
Step2の検索窓の入力方法についての注意点
Step2は少し複雑ですが、バスの時刻を調べる際は、「路線」検索の仕組みになっているため、出発地と到着地の両方を入力する必要はありません。
検索窓に入力した地名を通る路線がすべて表示される仕組みなので、例えば出発地であるPauでも到着地のLarunsでも時刻表は出てきます。行き先(例:Laruns)で検索するのが分かりやすく、どの路線を使えばよいか把握しやすくなります。
アユー湖については、バスは直接アユー湖に到着しないので、その場合は観光地そのものではなく拠点となる町「例:Laruns」を選んでください。
ラランス(Laruns)での乗り換え: 夏シーズン(7月〜8月頃)などは、ラランスからさらに奥のアルトゥースト湖(Lac d’Artouste)方面や、スペイン国境のポルタレ峠(Col du Pourtalet)へ向かう自治体の連絡シャトルバス(Navette)が運行されることがありますが不定期で限定的です。
オソー渓谷・アユー湖・ポルタレ峠方面のPDF時刻表について
ポー発の各渓谷エリアへのバス移動は、ヌーヴェル=アキテーヌ地域の行政が運営するローカルバス網によってカバーされていますが、路線ごとに運行会社は異なります。
Citram Pyrénéesなどの地域バス会社が実際の運行を担当しています。運行会社 Citram Pyrénéesの公式サイトやOffice de Tourisme Vallée d’Ossau(観光局公式サイト)でも時刻表(PDF)は確認できます。
最新の運行情報は、ヌーヴェル=アキテーヌ地域の公式サイトTransports Nouvelle-Aquitaine (ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏 交通ポータル公式サイト)であわせて確認するのが確実です。
💡移動のポイント
- 拠点を決める → ピレネー観光の拠点
- ポー発モデルコース→ ピレネー周遊一覧を見る
- 宿泊 → ポーのホテルガイド
ポー・ラランスの宿泊予約はこちら↓
オソー渓谷やアルトゥースト方面は、ポーを拠点に日帰りする方法と、ラランス周辺に泊まって早朝から動く方法があります。特にラランス周辺は宿数が非常に少なく、夏は満室になりやすいため、旅行日が決まったら早めの予約がおすすめです。
【お役立ち情報】ピレネー山間部では、場所によって通信が不安定になることがあります。UbigiトラベルeSIMのようなOrange回線が使えるeSIMなら比較的安定しています。ただし、タクシーを利用する場合は、電話予約が基本です。電話番号付きeSIMならOrange Holidayを設定しておくと安心です。→ 詳しくは、「フランス旅行で電話番号付きeSIMは必要?」で解説しています。

知っておくべきバス利用時の注意点3つ
バス利用で知っておくべき注意点3つを解説します。これを知らないと失敗する可能性があります。
①最終バスが「信じられないほど早い」
山岳地帯のため、最終バスが16時台や17時台であることは珍しくありません。
- 注意点: ハイキングに夢中になると、帰りのバスを逃します。
- リスク: 最終バスを逃すと、タクシーを呼ぶしかありません。しかし山奥ではタクシーも捕まらず、150€以上の高額運賃(空車回送料込み)を請求されるか、最悪その場に孤立します。
②乗り継ぎが「数分」で設定されている
たとえば「ルルドで列車からバスへ4分で乗り換え」といったタイトな接続がPDFに載っていることがあります。
- 注意点: フランスの列車(SNCF)は遅れるのが日常茶飯事と言っても過言ではありません。
- リスク: 列車が少しでも遅れると、1日3本しかないバスを逃すことになります。列車の遅延は日常茶飯事なので、乗り継ぎには最低でも20分〜30分の余裕を持った計画をするのが鉄則です。
③時刻表の読み方を誤るとバスが来ないことがある
最後に、ピレネー地方バスは、時刻表の読み方を知らないと、「バスが来ない」「乗れない」といったトラブルが起こるので注意してください。特に、曜日限定運行や学校休暇ダイヤ、予約制の区間などは見落としやすいポイントです。こうした失敗を防ぐためにも、事前に時刻表の見方をしっかり確認しておくことが重要です。
まとめ|ピレネー観光の9割は2つのバスの時刻表でカバーできる
主要な広域バスはliO(Occitanie)と、Nouvelle-Aquitaine側の地域バス(運行:Citram等)が中心となっており、これら2系統のPDF時刻表で9割くらいはカバーできます。
残りの1割は、ガヴァルニーのさらに奥や、ポン・デスパーニュ(スペイン橋)といった国立公園の核心部へ向かう地域の小型シャトルです。これらはネットに情報が出ないことも。拠点の村に着いたら、まずは観光案内所で必ず「最新のシャトル時刻表(Navette schedule)」を紙でもらっておくのが失敗しない旅の鉄則です。
⚠️ 宿泊先も早めの確保がおすすめ:ピレネー観光は「どこを拠点にするか」で移動の難易度が大きく変わります。夏はルルド・ポー・ラランス周辺の宿は早い時期から埋まりやすいため、バス時刻と合わせて早めに宿泊も確認しておくと安心です。
ピレネー観光でどこを拠点にするかまだ迷っている方は、こちらの記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。↓


