ヨーロッパ旅行でVPNは必要?おすすめVPN5選|フランス・イギリスでYahoo! JAPANやTVerが見られない対策

ヨーロッパでは、日本で普段利用しているWebサイトが閲覧できなくて困る場合があります。

ヨーロッパ旅行でパスポートやクレジットカード、eSIM(レンタルWi-Fi)、変換プラグの準備と並んで、今のヨーロッパ旅行で準備しておくと安心なのが「VPN(仮想専用線)」です。

実は、ヨーロッパでは日本で当たり前に使っている以下のようなWebサイトや動画配信サービスなどが海外からはアクセス制限によって利用できないことがあります。

  • Yahoo!ニュースが開かない
  • ホテルでTVerやU-NEXTなどの動画が見られない
  • カフェでネット銀行やクレカのマイページがロックされる
  • 仕事用の社内システムやWordPressの管理画面にログインできない

まず、ヨーロッパやイギリスでは、Yahoo! JAPANの主要サービスやYahoo!ニュースは利用できません。これは一時的な不具合ではなく、Yahoo! JAPANが2022年4月6日以降、EEA(欧州経済領域)およびイギリスからのサービス提供を原則停止しているからです。

EU加盟国(フランス、スペイン、イタリア、ドイツ、ポルトガル、オランダ、ベルギー、オーストリア、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークなど)やイギリスへ旅行・出張・留学する方で、日本のニュース、動画配信サービス、ネット銀行、仕事用システムを利用する可能性がある場合は、出発前にVPNを準備しておくと安心です。

この記事では、ヨーロッパ旅行にVPNが必要になる理由と、「リモートワーク利用」「動画視聴」「日本語サポート」「価格が安い」「速度重視」など、目的別に厳選したおすすめVPN5選と選び方を徹底解説します。

仕事でも使う方は、「専用固定IPは必要なのか?」も解説しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

目次

💡 ヨーロッパ・イギリス旅行向けVPN|迷ったらこの3社がおすすめ

どのVPNを選べばいいか迷っている方は、まずは以下の3社から選べば基本的には失敗しません。

  • 総合力・速度・実績で選ぶなら ➔ NordVPN
  • コスパ・接続台数無制限で選ぶなら ➔ Surfshark Antivirus
  • 日本語サポート・初心者向けで選ぶなら ➔ MillenVPN

ヨーロッパ・イギリス旅行でVPNが必要になる4つの理由

「eSIMやレンタルWi-Fiがあるから大丈夫」と思っていると、現地で以下のトラブルに直面します。

1. 日本のサイトや動画が見られない

海外からはアクセス制限により、日本の主要サービスが使えなくなります。ヨーロッパから検索や動画視聴などが制限・遮断される主なサービスは以下の通りです。

  • Yahoo! JAPAN: 2022年4月6日より、欧州経済領域(EEA)およびイギリスからはYahoo!ニュースなどの主要サービスは原則閲覧できない
  • 動画やその他: TVer、Abema、U-NEXT、Hulu、DAZN、メルカリなど

海外では、一部の日本向けサービスにアクセス制限がかかることがあります。

例えば、ログインが必要な行政サービス・電子申請、一部の電子書籍サービス、クレジットカードや銀行の金融機関の会員ページなどは、海外IPアドレスからのアクセスが制限されたり、追加認証を求められたりするケースがあります。

金融機関のサイトは、不正アクセスと判断されると追加認証や一時ロックになることがあるので注意が必要です。旅行中に「必要なサービスが使えない」と慌てないためにも、VPNを用意しておくと安心です。

日本を出発前にVPNを設定しておくと安心です。海外で設定しようとすると、クレジットカード認証やSMS認証のトラブルが起きる可能性もあり、意外と面倒です。

2. フリーWi-Fiのセキュリティリスク

パリやロンドンなどの無料Wi-Fiは通信が暗号化されていないことが多く、暗証番号やクレカ情報の盗聴リスクがあります。VPNを使えば通信が強力に暗号化されます。

Wiseアプリで残高確認や送金などを行う場合は、公共Wi-Fiを避けるか、VPNを利用して安全な通信環境で操作することをおすすめします。

Wiseデビットカードをまだお持ちでない方は、こちらもチェックしてみてください。海外旅行でこのカードを一枚持っていると便利な場面があります。
ヨーロッパ旅行でWiseデビットカードは本当にお得?クレジットカードとの違い・手数料比較

3. ネット銀行やクレカの即時ロック

日本の金融機関はセキュリティが厳しく、海外からのアクセスを不正検知してアカウントをロックすることがあります。VPNで日本サーバーを経由することで、この誤検知を防ぎやすくなります。

4. 仕事の社内システムへの接続制限

社内システムやSalesforce、WordPressの管理画面などは、セキュリティ上「海外IP」を遮断しているケースがほとんどです。現地での対処は難しいため、日本での事前準備が必須です。

ヨーロッパ・イギリス旅行で使うVPNを選ぶポイント

フランスやスペイン、イギリスなどヨーロッパ各国の滞在先で快適に使うために、以下のポイントをチェックしましょう。

  • 日本サーバーの数と質: 日本のサイトをスムーズに開くために重要
  • 通信速度の安定性: 動画の視聴や仕事のWeb会議に影響する
  • 同時接続台数: スマホ、PC、タブレット、家族の端末など同時に何台接続できるか。
  • 「固定IP(専用IP)」の有無: 仕事のシステム接続に必要かどうか。
  • 日本語サポートの充実度: 万が一現地でつながらなくなった際、英語を使わず日本語で相談できるかが、不慣れな旅行者には重要。
  • 料金と返金保証: 短期旅行なら、期間内に手続きすれば返金される「全額返金保証」があるか。

【比較表】ヨーロッパ・イギリス旅行でおすすめのVPN5選

「英語ができなくても安心して問い合わせできるか」「短期旅行で返金保証が使えるか」を基準に、日本人旅行者に適した以下の5社を厳選して比較しました。

  • NordVPN
  • CyberGhost
  • Surfshark
  • MillenVPN
  • ExpressVPN

【基本情報・機能】日本語サポート・固定IP・向いている人の比較表

VPNサービス名 日本語サポート(困ったときの相談方法)
NordVPN 日本語は翻訳機能で対応(24hチャット)
CyberGhost 日本語は翻訳ツールで対応(24hチャット)
Surfshark 日本語は翻訳機能で対応(24hチャット)
MillenVPN 完全日本語対応
(日本企業の直接対応)
ExpressVPN 日本語は翻訳機能で対応(24hチャット)

💡 海外製VPNの日本語サポートについて

表内で「日本語は翻訳機能で対応」と記載している海外製のVPNサービスについては、基本は英語ですが、ライブチャットや問い合わせ窓口には高性能な自動翻訳システムが導入されているので、翻訳機能を通じて日本語でのやり取りができるよう対応しています。

もちろん、日本人のスタッフが対応してくれる完全な日本語対応とは異なる部分もありますが、「うまく接続できない」「解約して返金してほしい」といった簡単な質問やトラブルの相談であれば、この翻訳機能で十分に対応可能です。また、日本語サイトは全てあります。

VPNサービス名 Dedicated IP
(専用固定IP)
向いている人
NordVPN 仕事・通信速度を最重視する人
CyberGhost 短期~中期旅行・コスパ重視
Surfshark 家族旅行・複数端末で使いたい人
MillenVPN
※通常は共有固定IP
VPN初心者・日本語重視・短期旅行
ExpressVPN とにかく回線速度を重視する人

※Dedicated IP(専用IP)は通常プランに含まれているわけではなく、一般的に必要な人だけ追加するオプションです。

MillenVPNの場合は、オプションでDedicated IPを追加するのではなく、「MillenVPN専用サーバー」という別のプランを選択しなければならないのでご注意ください。

日本語サポートで安心はどれ?

  • 完全日本語対応・日本の会社で安心なら ➔ MillenVPN専用サーバー
  • 海外製だけど24時間チャットが日本語対応(自動翻訳)で安心のサポートなら ➔ NordVPN

【短期・長期の料金プラン】返金保証・速度の比較表

⚠️ 時期や為替などによって公式の価格は変動するので、最新料金は公式サイトで確認してください。

VPNサービス 短期プランの料金目安
NordVPN 2,290円〜/月
CyberGhost 1,790円/月
Surfshark 2,548円〜/月
MillenVPN 638円/7日間
1,078円/15日間
1,738円/30日間
(ワンタイムプラン)
ExpressVPN 2,580円/月
VPNサービス 長期プランの月額料金目安 返金保証 通信速度
NordVPN 540円〜/月(2年間)
840円〜/月(1年間)
30日間 5
高速で安定
CyberGhost 240円〜/月(2年間)
1,000円/月(6ヶ月間)
14日〜45日 4
十分高速
Surfshark 388円〜/月(2年間)
528円〜/月(1年間)
30日間 4
高速・コスパ良
MillenVPN 396円〜/月(2年間)
¥594〜/月(1年間)
30日間
※ワンタイム対象外
4
一般利用には十分
ExpressVPN 380円〜/月(2年間)
680円〜/月(1年間)
30日間
※例外あり
5
高速で安定

長期契約プランは6ヶ月・1年・2年などの選択肢がありますが、その中でもさらにいくつかプランがあります。月額が最も安いプランの金額を記載しています。

※MillenVPNは、日本の企業が運営しているサービスなので税込価格を表示しています。一方で、他のサービスは海外企業のサービスなので、課される税金の種類や税率が全く異なるため、消費税を含めた総額は公式サイトにも表示されていません。

最安値のVPNサービスはどれ?

  • 1週間〜1ヶ月未満の旅行で最安値は ➔ MillenVPN (日本企業なのでサポートも安心)
  • 長期間の滞在で最安値は ➔ CyberGhost

MillenVPNの固定IPプランを使いたい場合は、別の法人向けプラン「MillenVPN専用サーバー(税込2,310円~)」で1ヶ月からの契約になります。

ヨーロッパ・イギリス旅行におすすめのVPN5選|特徴・向いている人を解説

ヨーロッパ旅行におすすめのVPN5選の各サービスの特徴と、向いている人を詳しく解説します。

① NordVPN:速度・セキュリティ・仕事利用 of バランスが良い王道

  • こんな人におすすめ: ヨーロッパで仕事(リモートワーク)もする人、通信速度を重視したい人
  • 日本語サポート: 公式サイトやアプリが日本語に対応しているほか、24時間ライブチャットに日本語で問い合わせ可能。日本語で入力すると、必要に応じて自動翻訳を介した対応でサポート担当者とやり取りができる。
  • 特徴: 世界中で知名度が高く、通信速度において高速かつ安定した通信に定評があります。セキュリティ機能が高く、ビジネス向けのDedicated IP(専用固定IP)の提供あり。
  • 注意点:機能が豊富な分、初めて使う方には設定項目がやや多く感じる場合あり。(アプリは十分使いやすい)
➔ NordVPN

② CyberGhost:コスパ重視・動画視聴・固定IPも利用したい人向け

  • こんな人におすすめ: 短期旅行から中期滞在、費用を抑えて動画をたくさん見たい人、仕事もする人
  • 日本語サポート: アプリや公式サイト、ヘルプページは日本語化されています。ライブチャットは英語が基本ですが、日本語で入力しても翻訳を介してやり取りできるので安心感あり。
  • 特徴: 長期プランの返金保証期間が45日間(1ヶ月プランは14日間)と長めに設定されています。「ストリーミング用サーバー」が用意されており、サイトごとの「専用サーバー」が選べるメニューあり。ワンクリックで日本の動画視聴に最適化された接続を試みることができます。CyberGhostもDedicated IP(専用固定IP)を提供。長期プランなら最安値。
  • 注意点:サポートで日本語対応はありますが、NordVPNやMillenVPNと比較するとサポートや情報量ではやや劣る。日本語のレビューや利用情報が比較的少なく、トラブル時の情報を探しにくい。

③ Surfshark:家族旅行や複数端末持ちならこれ

  • こんな人におすすめ: 家族や友人とアカウントを共有したい人、多くの端末を持ち歩く人
  • 日本語サポート: 24時間のチャットサポートがあります。日本語で問い合わせできますが、回答は自動翻訳を介した対応になります。
  • 特徴: 強みは「デバイス接続台数が無制限」なことです。1つの契約で何台でも同時につなげるため、旅行グループや家族全員で利用すればコストパフォーマンスを高められる。
  • 注意点:追加機能を含む複数のプランがあり、自分に合った機能を確認してプランを選ぶ必要あり。

VPNだけでなく、高性能なウイルス対策(アンチウイルス)機能もセットになったお得なプランも契約可能でおすすめ。

④ MillenVPN:完全日本語!困ったときの安心感が強み

  • こんな人におすすめ: 海外製のサービスや英語のやり取りが不安な人、完全な日本語環境を求める人
  • 日本語サポート: 日本企業(アズポケット株式会社)が運営する、完全日本語対応のVPNです。海外製VPNのような自動翻訳の不自然な日本語ではなく、メールサポートは完全な日本語、設定ガイドや初心者向けの解説記事もすべて日本人が分かりやすく作成しています。
  • 特徴: 日本の法律に基づいて運営されているため信頼性が高い。ヨーロッパ旅行で日本のWebサイトや動画を見る用途に適した性能。
  • 注意点:※固定IPについては共有の固定IPを提供していますが、そのIPは他の利用者と共有しています。つまり、「固定」ではあるものの、専用固定IPではなく共有固定IP。完全に自分一人だけのIPが欲しい場合は、別途「MillenVPN 専用サーバー」という法人・ビジネス向けの有料プランを契約する必要あり
    サーバー数や対応国、通信速度の安定性、海外サービスへの対応実績では、NordVPNやSurfsharkなどの海外大手VPNに比べるとやや劣る。
MillenVPN
MillenVPN専用サーバー

⑤ ExpressVPN:高い通信速度と安定性が魅力

  • こんな人におすすめ: 高画質で動画を見たい人、Web会議を行うビジネスパーソン
  • 日本語サポート: アプリは非常にシンプルで使いやすく設計されています。ライブチャットは24時間利用可能。日本語で質問すると翻訳を介して対応してもらえる。
  • 特徴: 高速通信に定評があります。ヨーロッパの現地回線が多少遅くても、ExpressVPNを通すことで日本の動画やサイトを比較的スムーズに読み込みやすくなる。
  • 注意点:機能がシンプルで使いやすい反面、カスタマイズできる機能は比較的少なめ。
ExpressVPN

【総合評価】ヨーロッパ旅行で選ぶべきVPN TOP3

ヨーロッパ旅行でVPNを選ぶなら、総合力ではNordVPNが最もおすすめです。通信速度・安定性・世界的な実績のバランスに優れており、旅行からリモートワークまで幅広く対応できます。コスパを重視するならSurfshark、日本語サポートを重視するならMillenVPNも選択肢です。

1位:NordVPN(総合力・速度・実績)

2位:Surfshark Antivirus(コスパ・接続台数無制限)

3位:MillenVPN(日本語サポート・初心者向け)

性能面だけで総合的に評価すると、ヨーロッパ旅行での3位はExpressVPNですが、日本人旅行者の使いやすさや日本語サポートを考慮し、本記事ではMillenVPNを3位としました。

MillenVPNは日本企業が運営しており、日本語サポートや設定の分かりやすさを重視する方には安心感があります。一方で、サーバー数や対応国、通信速度の安定性、海外サービスへの対応実績では、NordVPNやSurfshark、ExpressVPNなどの海外大手VPNの方が選択肢が豊富です。

サーバー数が多いVPNは、利用者が多い時間帯でも通信速度が安定しやすく、接続先を切り替えられる選択肢も増えます。ただし、ヨーロッパ旅行で日本のWebサービスを利用する程度であれば、MillenVPNでも大きく困る場面はほとんどありません。

「世界中を頻繁に旅行する」「動画配信サービスも快適に利用したい」「できるだけ高速で安定したVPNが欲しい」という方には、NordVPNの方が適しています。

NordVPN の公式サイトを見る

💡 知っておきたい「プラン選び」のポイント3つ

VPNを選ぶ際は、以下の3点だけ頭に入れておくと失敗しません。

旅行期間で選ぶ

1〜2週間の短期旅行: 自動更新がなく解約忘れの心配がないMillenVPNの使い切り(7日間/15日間)プランか、1ヶ月契約が比較的安いCyberGhostがおすすめです。

長期の出張・留学・駐在: 1年または2年の長期契約にすると月額コストを大幅に抑えられます。特にCyberGhostやSurfsharkが手頃な価格帯になります。

返金保証の条件に注意

有料VPNの多くには全額返金保証(条件あり)がついていますが、プランによって期間が異なります。

CyberGhostの1ヶ月契約は「14日間」に短縮されるほか、MillenVPNの使い切りプランは「返金対象外」となるので、事前に規約を確認しましょう。

通信速度は「現地のWi-Fi環境」次第

VPNは元の回線以上の速度は出せないため、現地のホテルのWi-Fi自体が極端に遅い場合はどのVPNでも制限されます。

その中でも、独自の通信規格を持つNordVPNやExpressVPNは、速度低下を比較的抑え、高い安定性を維持しやすい特徴があります。

「固定IP(専用IP)」が必要なのはどんな人?リモートワークする人は要注意

VPNを選ぶ際、「固定IP(専用IP)」というキーワードを目にすることがあります。通常の観光旅行や動画視聴だけが目的なら固定IPは不要です。通常のVPN(接続のたびにIPが変わる変動IP)で基本的には問題ありません。固定IPが必要になるのは、以下のように「仕事で厳格なセキュリティシステムにアクセスする人」です。

会社のVPNや社内システムに「IP制限」がある

企業のセキュリティ対策で、社内システムへアクセスできるIPアドレスを「事前に登録された日本の特定のIPだけ」に限定しているケースです。通常のVPNだと接続するたびにIPアドレスが変わるため、会社のシステムに弾かれてしまいます。

NordVPNやCyberGhostなどは公式に専用IP/固定IP機能を提供しており、企業ネットワークへの安全なアクセス手段として活用されています。

本番サーバーや社内CRM(Salesforceなど)へのアクセス

顧客情報などを扱うSalesforceや、特定のネットワークサーバーは、海外IPからのアクセスはもちろん、通常の共有VPN IPからのアクセスもブロックすることがあります。自分専用の「日本国内の固定IP」をオプション追加しておくことで、日本にいるときと同じ環境で仕事がしやすくなります。

Webサイトの管理画面(WordPress)やFTPへのアクセス制限

ブログの管理画面(WordPress)やWeb制作で使うFTPサーバーなども、海外からの不正ログインを防ぐために、海外IPを遮断しているケースが多い傾向にあります。

特に日本のレンタルサーバー(ConoHa WING、エックスサーバーなど)の初期設定では、海外からのWordPress管理画面アクセスは自動でブロックされます。

ビジネス・ワーク利用の注意点:仕事で利用する場合は、勤務先のシステム管理者に「専用IPが必要か」「通常の共有VPNで問題ないか」を事前に確認しておくと安心です。

※専用固定IPは、NordVPN・CyberGhost・Surfshark・ExpressVPNはいずれも追加オプションです。通常プランには含まれていないので、サービスを追加して契約することになります。

MillenVPNで専用固定IPプランを使いたい場合は、通常プランではなく、別の法人向けプラン「MillenVPN専用サーバー(税込2,310円~)」で1ヶ月からの契約になります。

短期旅行ならどの契約プランがおすすめ?(返金保証を賢く使おう)

VPNのプランは「1ヶ月」「1年」「2年」などの期間別に分かれています。滞在期間に合わせて選びましょう。

  • 1週間〜3週間程度の短期旅行
    1ヶ月未満のプランがあるVPNか「1ヶ月プラン」を契約しましょう。大手VPNは短期でも「30日〜45日間の全額返金保証」(※CyberGhostの1ヶ月プランは14日間)がついていることがあります。旅行期間中だけしっかりと使い、帰国後に期間内で解約・返金手続きを行えば、実質的な負担を最小限に抑えて利用することも可能です。
  • 1ヶ月〜3ヶ月の中期滞在・出張
    「1ヶ月プラン」を毎月更新するか、少し割安になる「6ヶ月〜1年プラン」を検討しましょう。
  • 半年以上の留学・ワーホリ・駐在
    「1年または2年の長期プラン」がおすすめです。月額料金が大幅に割引されるため、1ヶ月プランを使い続けるより圧倒的に安くなります。

VPNを契約・利用するときの注意点4つ

VPNを契約・利用するときは注意点が4つあります。

必ず「日本国内」にいるうちにアプリをダウンロードしておく

ヨーロッパ現地に着いてからVPNを契約しようとしても、「VPNサイト自体へのアクセスが制限される」「現地のWi-Fi環境で二段階認証のSMSが届かない」といったトラブルが起きることがあります。必ず日本にいる間に契約し、スマホやPCにアプリを入れてログインまで済ませておきましょう。

特に、日本のクレジットカード会社は、セキュリティのために「急に海外から見慣れない決済」があると、不正利用と判断して自動でカードをロックすることがあります。 現地でカードが使えなくなると、解除の手続き(日本のカード会社への電話など)が面倒になるのでご注意ください。

返金保証の「キャンセル期限」を確認しておく

短期旅行で返金保証の利用を考えている方は、解約・返金申請の期限(契約から30日以内、あるいは14日以内などプラン毎の規定)を必ず確認し、スマホのリマインバーなどに入れておきましょう。

同時接続台数の上限を確認する

Surfsharkのような無制限のサービス以外は、同時接続台数の上限が決まっています。スマホ、PC、タブレット、同行者の端末など、同時につなぎたい台数が上限を超えないよう注意してください。

VPNは契約期間が終わる前に解約手続きしないと自動課金が続くので注意

NordVPNやSurfshark、ExpressVPNなどの大手を含め、ほぼすべてのVPNサービスは「サブスク(自動更新)」が基本です。そのため、1ヶ月プランなどで契約しても、期間が終わる前に自分で解約手続きをしなければなりません

解約手続きを忘れると、翌月以降もクレジットカードから自動的にお金が引き落とされ続けるので注意しましょう。

⚠️【超重要】海外では宿によってはVPNが使えないこともある

実は、宿が個別に使っているWi-Fiの契約内容やルーター・セキュリティ設定によって、VPNの通信を「異常な通信」と認識して、自動でブロックしてしまう場合があります。

その場合はスマホのテザリングを使うしかありませんが、トラブルが起きたとき、頼りになるのが「サポート体制」です。

海外のVPNだと、ただでさえ焦っているのに「英語のチャット」や自動翻訳でやり取りしなければならず、意図がうまく伝わらなくて解決できずに諦めてしまいがちです。日本語サポートがしっかりしているサービスを選んでおくと安心です。

eSIMの準備もお忘れなく。ヨーロッパ周遊プランがあるUbigiトラベルeSIMなどがコスパに優れていて安定性もあります。
もしフランス旅行を計画しているなら、フランス旅行のおすすめeSIM完全ガイドを参考にしてみてください。

ヨーロッパでのVPN利用に関するよくある質問(FAQ)

ヨーロッパでVPNを使うのは違法ですか?

EU加盟国やイギリスにおいて、一般的にVPNの利用自体は禁止されていません。
個人のプライバシーやセキュリティを守るための正当なツールとして広く認知されているので、安心してご利用ください。(※ただし、VPNを使って著作権侵害にあたる違法ダウンロードを行うなど、違法行為そのものに利用することは当然禁止されています)

ホテルのWi-Fiがパスワード付きならVPNがなくても安全?

ホテルのWi-Fiは宿泊客であれば誰でもパスワードを知ることができるため、セキュリティ面ではフリーWi-Fiと大きな差はありません。同じホテル内の他のユーザーから通信を覗き見られるリスクを減らすためにも、VPNの接続をおすすめします。

無料のVPNアプリでも大丈夫ですか?

あまりおすすめしません。
無料のVPNは、通信速度やデータ容量に厳しい制限があるだけでなく、一部のアプリでは「ユーザーの閲覧履歴や個人情報を収集している」リスクが指摘されています。また、主要な動画配信サービス側で既に無料VPNのIPアドレスが対策されていることも多く、結局使えないケースが多いため、信頼できる有料サービスを選ぶのが無難です。

まとめ|こんな人にはこのVPNがおすすめ

ヨーロッパ旅行を快適に過ごし、現地でのネットトラブルを回避するために、VPNは海外旅行で非常に役立つアイテムです。最後に、「こんな人にはこれ」という選び方をまとめました。

VPN初心者・短期旅行・完全日本語のサポート重視の人
➔ 日本企業運営でマニュアルも完全日本語のMillenVPN

VPN初心者・仕事(リモートワーク)でも使う・速度や信頼度・実績重視の人
➔ 24時間日本語チャット対応で固定IPも選べるNordVPN

家族旅行やグループ旅行・たくさん端末につなぎたい人
➔同時接続台数が無制限で割り勘にも最適なSurfshark Antivirus

長期滞在・コスパ良く動画を楽しみたい人
➔ 動画サイトごとの「専用サーバー」が選べる&長期滞在ならCyberGhost

とにかく画質や読み込みの速さを最優先したい人
➔ 高速通信が強みのExpressVPN

旅のスタイルと使う用途に合ったVPNを選んで、安心で快適なヨーロッパ滞在を楽しんできてください。

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