パリNavigo完全ガイド|RER・メトロ・Navigo Easy・空港チケットを解説【2026年最新】

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パリ旅行で2025年以降にわかりづらくなったのが、「Navigo(ナヴィゴ)」を中心とした交通チケット制度です。

以前のような紙のカルネ(10枚セット)は終了し、現在はNavigo Easyやスマホアプリ利用が主流になっています。

さらに現在のパリでは、以下のような初めての旅行者が駅で混乱しやすいポイントがかなり増えています。

  • 空港からパリ市内は空港専用チケットが必要
  • 空港用チケットと市内用チケットは、同じNavigo Easyカードで併用できない場合がある
  • Navigoのアプリは改札でエラーが起こることがある

この記事では、2026年最新のパリ交通システムについて、Navigo Easyの使い方、空港専用のチケットの買い方、自動券売機の使い方、アプリの設定方法とエラーの解決策、Navigoの旅行者向けのパスなど、初めてのパリ旅行でもわかりやすく解説します。

※パリ空港から市内へのアクセス方法や、「どのエリアに泊まると移動が楽か」を知りたい方は、まず以下の記事から読むのがおすすめです。
▶︎ パリ空港から市内への行き方完全ガイドはこちら
この記事では、その中でも特にわかりづらい「Navigo・空港チケット・メトロ・RERの交通システム」に絞って詳しく解説しています。

目次

Navigoとは?「Navigo」と「Navigo Easy」の違い

「Navigo(ナヴィゴ)」とは、パリ交通で使われている交通ICカードシステム全体の総称です。日本のSuicaやPASMOのように、メトロ・RER・バスなどのチケットや定期券をチャージして利用します。

旅行者が主に利用するのは、主に以下の3種類です。

・Navigo Easy(短期旅行向け)
・Navigo Découverte(1週間券向け)
・スマホNavigo

さまざまなNavigoの種類がありますが、初めてのパリ旅行では、最も利用しやすい「Navigo Easy」を使うのが一般的です。

「Passe Navigo」は主にパリ居住者・通勤者向けの記名式カードのため、旅行者が利用するのは一般的ではありません。

観光客向け「Navigo」にはどんな種類がある?

観光者向けNavigoはいくつか種類があります。どれを選ぶか迷いやすいので、どのような種類があって、どんな人に向いているかを解説します。

観光者向けNavigoの種類

現在、パリ旅行で観光客が主に使う交通チケット・パスは以下のような種類があります。

種類特徴向いている人
Navigo Easy旅行者向けのチャージ型交通ICカード短期旅行・必要な分だけ使いたい人
Navigo DécouverteWeekly Passなどを利用できる交通カード数日以上滞在・空港往復あり
Navigo Day Pass(1日券)1日乗り放題チケット1日に何度も観光する日
Paris Visite観光客向け乗り放題パス空港・ディズニー・ヴェルサイユなども回る人
スマホNavigoiPhone/Androidで利用するモバイル版Navigoカードを持ちたくない人

現在は、紙チケットよりも「Navigo Easy」やスマホ利用が主流になっています。

※「Navigo Easy」と「Navigo Découverte」は別のカードです。

Navigo Easyは、単発チケットや空港チケット向けの旅行者向けカード。一方で、Navigo Weekly Pass(1週間券)は、基本的に「Navigo Découverte」またはスマホアプリで利用します。

【早見表】どのNavigoを選ぶべき?

「Navigo」は種類が多く、初めてのパリ旅行では「結局どれを使えばいいの?」と迷いがちです。ざっくり整理すると、以下のような選び方がおすすめです。

旅行タイプおすすめ
2〜3日観光中心Navigo Easy+通常チケット
1日にかなり移動するNavigo Day Pass
月〜日で数日滞在+空港往復ありNavigo Weekly Pass
ディズニー・ヴェルサイユ・空港を短期集中Paris Visite

※Navigo Easyカード自体の発行には、通常€2程度のカード代が必要です。

基本的には、「短期旅行ならNavigo Easy」、「数日以上しっかり移動するならWeekly Pass」を基準に考えると失敗しない選択になります。詳しくは後ほど解説します。

【超重要】2025年以降の新・交通チケット制度

2025年以降、パリの交通チケット制度(メトロ・RER・バス)は大きく変わりました。知っておかないと駅で困る重要なポイントです。

紙チケットは縮小され、現在はNavigo Easyやスマホ利用が主流

以前は、紙の「カルネ(10枚セット)」をまとめ買いするのが定番でしたが、現在は終了しています。紙の1回券(単体チケット)は一部まだ利用できますが、利用できる範囲が縮小されています。

現在のパリでは、以下の交通カードやアプリにチャージして利用するのが基本です。

  • IC交通カード:Navigo Easy(ナヴィゴ・イージー)
  • 公式アプリ:Île-de-France Mobilités(イル・ド・フランス・モビリテ)

メトロ・RERの一律料金化と「空港の例外」

パリ市内のメトロとRERはゾーンに関係なく一律料金(片道1回券)になりました。ただし、空港とパリ市内間のアクセスは別です。

※RER(エール・ウー・エール)は、パリ市内と空港・郊外を結ぶ高速鉄道のような路線です。CDG空港へ向かう「RER B線」は、旅行者が最も利用する路線のひとつです。

  • ⚠️ 注意この一律料金切符ではCDG空港・オルリー空港へは行けません。
  • 空港アクセスは専用チケットが必要:空港だけは別扱いで、専用の片道チケット「Paris Région <> Airports ticket」の購入が必要です。
  • 料金片道14€(一律)
  • 利用方法: この空港専用チケットは、「Navigo Easy(ナヴィゴ・イージー)」カードかスマホアプリ(Île-de-France Mobilités など)にチャージして利用できます。ただし注意点があります。

空港用チケットと通常の市内用チケットは、同じNavigo Easyカードで併用できないことがあります。

現在のパリ交通システムでは、「Metro-Train-RER Ticket(通常の市内用)」と「Paris Région <> Airports Ticket(空港用)」に互換制限があり、すでに通常券が残っているカードには空港チケットを追加できないケースがあります。

そのため、以下のどちらかの方法がおすすめです。

  • 市内用チケットを使い切る
  • 空港用で別カードを使う

※空港アクセス専用チケットの詳細は、RATP公式「Paris Région <> Airports ticket」 をご確認ください。

自動券売機でのNavigo Easyカード・空港チケット購入手順

パリの空港駅では、まず「Navigo Easy(交通ICカード)」を自動券売機で購入し、そのカードに空港専用チケットをチャージして利用します。ここでは、自動券売機での購入手順を解説します。空港駅に着いたら、まず「Tickets / Rechargement」と書かれた紫色や灰色のタッチパネル式券売機を探しましょう。

  • 言語を「English」に変更
    画面右上付近の国旗マークから言語を変更できます。
  • 「Navigoカードなしで購入」を選択
    画面のメニューから以下を選択します。
    Buy a ticket / pass without a Navigo card
  • 空港専用チケットを選択
    メニュー内の>Paris Région <> Airports Ticketを選択します。
    ⚠️※通常の市内用チケット(Metro-Train-RER Ticket)では、CDG空港・オルリー空港〜パリ市内間の移動はできません。空港アクセスには専用チケットが必要です。
  • 料金を確認
    初回購入時は、空港チケット代(14€)にNavigo Easyカード発行代(2€)が加算され、合計16.00€と表示されます。金額を確認し、「Validate(確定)」を押します。
  • クレジットカードで支払い
    クレジットカードを差し込むか、タッチ決済(コンタクトレス)で支払います。支払い後、空港チケットがチャージされたNavigo Easyカードが発行されます。そのまま改札にタッチして利用できます。

正直、かなりわかりづらいです。現在のパリ交通システムは、Navigoのチケット種類が多く、旅行者にはかなり複雑です。不安な場合は、窓口で「Airport ticket to Paris」と伝えるだけでも通じます。わからない場合は窓口に行きましょう。

💡 Navigoアプリは日本でも事前インストールできるけど注意

「Île-de-France Mobilités」公式アプリを使えば、日本出発前にNavigoをスマホに設定できます。

空港到着後すぐに、空港チケット・メトロ・RERが利用できるため、券売機に並ぶ時間を減らせます。

ただし、iPhoneでSuica・PASMOをエクスプレスカード設定している場合、パリの改札で日本のICカード側が優先反応して改札を通れないことがあります。その場合は、以下の設定変更で改善する場合があります。

「設定」→「ウォレットとApple Pay」→「エクスプレスカード」でNavigo以外の交通系ICカード(PASMO・Suicaなど)を一時的にOFFにする

つまり、NavigoのみをONにすると改善することがあります。

滞在期間に合わせた「Navigo」の賢い選び方

空港アクセスも含めて交通パス「Navigo」をお得に使いたい場合の選び方と使い方です。

Navigo Weekly Pass(1週間券:月曜〜日曜固定)は本当にお得?

  • 料金:€32.40(大人・子供同額。月曜日から日曜日まで有効)
  • おすすめ: パリに数日間滞在し、空港往復も滞在期間に含まれる場合。
  • 注意点「月曜開始〜日曜終了」の完全固定制です。例えば「木曜〜翌週火曜」の旅行日程では、週をまたぐため後半の月・火曜分は使えません。そのため、週の途中から使うとあまりお得ではなくなるケースも。
  • メリット: ゾーン1-5対応の乗り放題にすれば、CDG空港・オルリー空港のアクセス(RER・メトロ14号線)もこれ1枚でカバーされます。

    ※最新の運賃・交通ルール・アプリ仕様は変更されることがあるため、最新情報は以下の公式サイトも確認してください。
    参照:RATP公式「Weekly Navigo travel passes」
        Île-de-France Mobilités公式「Navigo Weekly Pass」

Navigo Day Pass(1日券)は本当にお得?

  • 料金:€12.30(ゾーン1-5。空港アクセス除く)
  • おすすめの使い方: パリ市内観光で、1日に何度もメトロ・RER・バスを利用する日。
  • 注意点: シャルル・ド・ゴール空港・オルリー空港とパリ市内間のアクセスは基本的に対象外です。また、数日滞在する場合は、Navigo Weekly Pass(1週間券)の方がお得になるケースもあります。
  • メリット: 1日乗り放題なので、ルーブル美術館・エッフェル塔・モンマルトルなどを1日でまとめて観光する場合に便利です。スマホアプリから簡単にチャージできます。

    ※最新の運賃・交通ルール・アプリ仕様は変更されることがあるため、最新情報は以下の公式サイトも確認してください。
    参照:RATP公式「One-day Navigo travel card」
       Île-de-France Mobilités公式「Navigo 1‑Day Pass」

Paris Visiteは割高になるケースもあるので注意

Paris Visite(パリ・ヴィジット)は、観光客向けの乗り放題パスです。

  • 料金:1日 €30.60〜(ゾーン1-5/2026年時点)
  • おすすめな人:空港往復、ディズニーランド・ヴェルサイユ、郊外観光を短期間でまとめて回る人。
  • 注意点:パリ市内観光だけならかなり割高です。通常は「Navigo Easy+通常チケット」や「Navigo Weekly Pass」の方がお得になるケースが一般的です。
  • メリット:CDG空港・オルリー空港のアクセスも含めて乗り放題になるため、空港移動+郊外観光を短期間でかなり多く利用する場合は便利です。

フランス旅行で必須の「通信環境」を準備しよう

空港に着いた瞬間から、Googleマップでのルート検索、Uberの配車、Navigoアプリでのチケットチャージなど、スマホの通信環境は必須になります。

まとめ

現在のパリ交通は、「市内用」と「空港用」でチケットが別になっているのが最大のポイントです。CDG・オルリー空港へは専用チケットが必要で、現在はNavigo Easyやスマホ利用が主流になっています。日本を出発する前にアプリを入れておくと便利ですが、交通系ICカード(PASMO・Suicaなど)を一時的にOFFにする設定をお忘れなく。

※パリの交通制度は変更頻度が高く、現地でも案内が統一されていないケースがあります。この記事では、2026年時点の公式情報と実際の旅行者目線の使いやすさをもとにまとめています。

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